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メッセージ

あいさつ&インタビュー

常務取締役・田中孝弥氏がクラウドポイント社内でインタビューに応じる様子

株式会社クラウドポイント 常務取締役 田中 孝弥

経歴
クラウドポイントに新卒で入社後、営業一筋でキャリアを築き、
福岡営業所の立ち上げや複数拠点のマネジメントを担当。
さらにデジタルサイネージ事業の立ち上げに参画し、自社製品の 販売責任者、直販部門の統括を歴任。
2025年より常務取締役・営業統括本部長に就任。

MESSAGE

デジタルサイネージ市場の拡大とともに、
クラウドポイントは次のステージへと歩みを進めています。
数々の挑戦を乗り越えてきた常務取締役 田中が、
当社の“これまで”と“これから”を語ります。

変化への対応と企業戦略について語るクラウドポイント常務・田中孝弥氏のインタビュー風景
  • #01 キャリアステップ
  • #02 今後のビジョン
  • #03 求める人材

#01

― 新卒入社後、どのような仕事をしてきましたか?

入社後はグラフィックフィルムを活用した店舗の内外装の営業を担当し、新規開拓で経験を積みました。その後、新規事業であるラッピングバス広告の立ち上げに携わり、1年目終わりには念願だった外資系スポーツメーカーの案件を受注し、大きな自信になりました。全国展開するアミューズメント系企業との業務提携に伴い、3年目には福岡営業所の立ち上げ、6年目にはマネージャーとして全国複数拠点の管轄も経験しました。
その後は、デジタルサイネージ事業の立ち上げに参画し、トップセールスとしてLEDビジョンの導入推進や新市場の開拓に取り組み、多店舗展開企業への導入実績を積み重ねてきました。
当たり前のことを当たり前にやる姿勢を徹底してきたことが、実績につながっていると考えています。

震災後の転機やサイネージ事業の挑戦について語るクラウドポイント常務・田中孝弥氏のインタビュー中の姿

― 印象に残っている転機や挑戦を教えてください。

最も大きな苦境は、2011年の東日本大震災でサイネージ導入が止まり、進行中の案件が相次いで中止になった時期です。節電ニーズに応じて別商材を扱うなど、 状況に合わせて事業の形を変えながら乗り越えました。
この経験から「一過性の受注に頼らない仕組み作り」の重要性を強く意識し、後のリカーリングビジネスの強化につながっています。
もう一つの転機は、長年携わった領域を超えて他業界へサイネージを広げる挑戦でした。まだ『デジタルサイネージ』という単語も普及しておらず、導入事例が少ない中での営業は苦戦の連続でしたが、一つひとつ事例を積み上げ、市場を創造していきました。
最近受注した大手コンビニエンスストアの案件はまさにその延長線上にある大きな一歩で、受注自体が重要な実績です。まだ始まったばかりですが、この案件をやり切ることで会社のステージをさらに押し上げられると確信しています。

― 立場が変わっても、メンバーとの関りで大切にしていることは何ですか?

「現場に足を運ぶこと」を大切にしています。単に私自身が営業という仕事が好きということもありますが、現場にはその場でしか得られない情報や空気感があり、提案の質を高める上で欠かせません。また、お客さまのキーマンと直接関係を築くことで、メンバーが動きやすくなる環境を作り、新しい案件につながることも多くあります。
さらに、若手には“地道なコミュニケーションの重要性”を私自身の姿を通して理解してほしいと考えています。数字や資料だけでは掴めないリアルな学びが現場にはありますし、営業職としての感度を磨き続ける姿勢を示していきたいと思っています。

#02

― 当社が多くのお客さまから選ばれ続けている理由を教えてください。

「ワンストップで質の高いサービスを提供できるから」だと考えています。コンサルティングからコンテンツ制作、施工、導入後の保守まで、一貫して対応できる体制が整っており、その精度が他社より高いと評価いただいています。
また、お客さまからはよく「クラウドポイントは逃げない会社だ」と言っていただきます。サイネージは設置して終わりではなく、長期にわたり伴走するサービスであるからこそ、課題に正面から向き合う営業姿勢が信頼に繋がっています。
さらに、若いメンバーが積極的に挑戦する風土も、お客さまが「応援したくなる」と感じてくださる理由の一つです。

店舗・オフィスのDX戦略について語るクラウドポイント常務・田中孝弥氏のインタビュー風景

― 今後の事業ビジョンを教えてください。

今後は「店舗・オフィスのまるごとDX」を実現できる企業へと進化していきたいと考えています。昨年、キャッシュレスやメーリング領域の企業と経営統合したことで、店舗運営に必要な機能をワンストップで支援できる基盤が整いました。
多拠点を展開する企業では、現場の情報共有や省人化のニーズが急速に高まっています。メガバンクのオフィスで実施したサイネージ導入のPoCでは、スマホなどの端末による情報共有と、リアル空間での強制視認が相互に補完し合うことで、社員のエンゲージメント向上に寄与するという知見も得られました。
こうしたサイネージ運用で培った知見と、グループとしての新たなサービスを組み合わせ、店舗・オフィス全体のDXをワンストップで支援できる体制を今後さらに強化していきます。

#03

― どんな方と一緒に働きたいと思いますか。

変化を前向きに楽しめる方と働きたいと考えています。私自身、グラフィック装飾から屋外広告、サイネージ、そして多店舗のDX領域へと、時代の変化とともに挑戦の幅を広げてきました。変化の激しい世の中だからこそ、その変化を楽しみ、自分で状況を捉えて前に進める方は大きく成長できるはずです。
また、当社は個々の裁量が非常に大きい会社です。だからこそ、自分の判断に責任を持ち、「あの時の意思決定はどうだったか」と素直に振り返れる姿勢が大切です。専門職や協力会社と連携する場面も多いため、他責にせず、誠実に向き合える方と一緒に成長していきたいと考えています。

挑戦する姿勢の大切さを応募者に語るクラウドポイント常務・田中孝弥氏のインタビューシーン

― 応募者へメッセージをお願いします。

1年目だから任せる仕事のレベルを下げる、という文化は当社にはありません。
実際、当社のロイヤルカスタマーや売上規模の大きい案件を1年目から任されている社員もいます。早い段階から挑戦の機会が得られる環境のため、成長スピードも自分次第でどんどん加速できます。
もちろん簡単な道ではありません。だからこそ、変化を楽しみ、素直に学び、責任を持って挑戦する姿勢が重要です。私たちは、正しい挑戦を歓迎し、全力で応援します。一緒に、新しい価値をつくる挑戦をしていきましょう。